ラブサーチとハッピーメールを比較したい人

このような疑問にお答えします。
比較項目 | ラブサーチ | ハッピーメール |
---|---|---|
サービス開始年 | 2001年1月10日 | 2000年~2001年 |
運営会社 | (株)オープンサイト | (株)アイベック |
登録人数(累計) | 160万人 | 2,000万人 |
女性アクティブ人数 | 56% | 64% |
男女比 | 3:14 | 4:29 |
コンセプト | 婚活/恋活/不倫 | 恋活/不倫 |
入会資格 | 18歳以上(高校生不可) | 18歳以上(高校生不可) |
利用料金 | 定額制 1ヶ月プラン:3,980円 3ヶ月プラン:3,800円 6ヶ月プラン:3,000円 12ヶ月プラン:2,000円 |
ポイント制 メッセージ送信50円 |
女性年齢層 | 20代:18.4% 30代:43.8% 40代:28.7% 50代以上:9.1% |
20代:41.8% 30代:32.4% 40代:19.6% 50代以上:6.2% |
プロフ項目数 | 33項目 | 27項目 |
アプローチ手段 | メッセージ送信 掲示板 いいね! チャット |
メッセージ送信 掲示板 いいね! タイプ ボイスチャット 転送電話 GOFUN |
主な機能数 | 10 | 15 |
メッセージ返信率 | 28% | 36% |
サクラ割合 | なし | なし |
業者の割合 | 1%以下 | 64% |
CBの割合 | なし | 8% |
月間検索回数 | 18,100回 | 1,830,000回 |
各項目の詳細を説明します。
サービス開始年
ラブサーチは2001年1月、ハッピーメールは2000年or2001年、両者ほぼ同じタイミングでサービス開始されました。
ハッピーメールの開始年はネット上を調べると、2000年説と2001年説が出てきますが、今となては定かではありませんし、ほぼ誤差ですから気にする部分でもありません。
2000年代前半はサクラ満開ボッタクリサイトが世の中を席巻していた時代で、そのような状況の中サクラのいない出会い系が登場し業界に衝撃を与えたのを覚えています。
特に、ラブサーチは定額制の料金体系で、それまで当たり前だったポイント制料金体系と比べ大きなアドバンテージとなりました。
ハッピーメールはポイント制ですが、当時メッセージ送受信で500円が相場だった悪質サイトとは比べ物にならない低料金設定(メッセージ1通50円)であり良心的な料金設定でした。
両サイト共にサービス開始から20年になろうとしています。
知名度ではハッピーメールに軍配が上がりますが、どちらも一般女性が利用しており本当に出会える出会い系として業界をリードして現在に至ります。
運営会社
ラブサーチの運営会社である株式会社オープンサイトは、名古屋に本社を置くスタッフ10名の会社です。
決して大きな会社ではありませんが、全スタッフは女性であり、女性視点でのシステム開発およびサポートがされ安心感があります。
ラブサーチの各種許可認定は以下の通りです。
- インターネット異性紹介事業:30080002004
- 第2種電気通信事業者:A-16-8055
ハッピーメールの運営会社である株式会社アイベックスは、福岡に本社を置く創業1981年、スタッフ80名の会社です。
ハッピーメールの各種許可認定は以下の通りです。
- インターネット異性紹介事業:90080003000
- 第2種電気通信事業者:H4-094
出会い系事業の他に、コインパーキング事業や再生可能エネルギー事業などを手がけていますが、多くの収益はハッピーメールで稼ぎ出していると思われます。
あまりにも有名な事件ですが、2015年11月アイベックス社長が売春防止法違反ほう助で逮捕され業界に衝撃が走りました。
サイト内で交換されているメッセージ内容が売春を交渉するものであるにも関わらず、アカウント削除や掲示板への書き込み削除などの対策をしなかったことが逮捕された主な原因です。
未成年者に売春させる目的の援デリ業者がハッピーメールに登録し、男性と交渉し女性を待ち合わせ場所に派遣するシステムが横行しています。
しかし、このような業者が活動していたのはハッピーメールに限ったことではなく、他の大手ポイント制出会い系でも同様な手口で援デリ業者が活動しています。
警察の意図としては、業界最大手のハッピーメール社長を逮捕することで業界への見せしめ的な要素が大きいと誰もが感じたと思います。
実際に、この事件以降、各出会い系は未成年者の売春を斡旋するようなメッセージや掲示板への書き込みを厳しく監視するようになりました。
とはいえ、いたちごっこの状況で監視が追い付いていないのが実情です。
一方、ラブサーチには援デリ業者は存在しません。
監視体制がしっかりしているのはもちろんですが、援デリ業者はラブサーチよりも知名度のあるハッピーメールを利用した方が効率よく稼げるからという単純な理由です。
ハッピーメール社長逮捕の事実はあるものの、両会社とも法令に従った事業を展開していますから問題はありません。
登録人数(累計)
累計人数で比べると圧倒的な差でハッピーメールに軍配が上がります。
しかし、項目の説明でも述べた通り、累計登録人数など参考にはなりません。
ハッピーメールの登録人数は2,000万人以上(2019年現在)となっていますが、日本人の6人に1人が登録している計算になってしまいます。
ありえません。
これは、業者が登録と退会を繰り返すために、これらが全てカウントされているが故にとんでもない累計人数となっているだけです。
多くの出会い系情報サイトでは、累計登録人数の多さを強くアピールしていますが、惑わされてはいけません。
重要なのは後に説明するアクティブ人数ですから登録人数は参考程度に見ておいてください。
女性アクティブ人数
項目の説明でも述べた通り、アクティブ人数を正確に知ることはできません。
一定の条件の下で計測したものですから、あらかじめご了承ください。
結果を比べると、アクティブ人数が多いのはハッピーメールとなり、数値的にはラブサーチよりも出会える可能性が高いといえます。
ただし、アクティブ人数には業者やキャッシュバッカーも含まれており、圧倒的に業者の多いハッピーメールの人数が多くなるのは当然の結果なのです。
ハッピーメールのアクティブ人数から業者を除いた正確な数値を算出することは不可能ですが、私の肌感覚ではラブサーチの1.5~2.0倍程度だと感じています。
それでも、知名度が高いハッピーメールの方が一般女性のアクティブ人数は多いと思われますから数字だけ見ると出会いやすいといえます。
とはいえ、実際には大量の業者やキャッシュバッカーを回避しながらの活動となるため、慣れないとムダなポイントを消費したり、多くの工数を費やすこととなります。
これらを踏まえると、アクティブ人数視点で考えた場合は、初心者はラブサーチもハッピーメールも人数の差ほどの違いはなく、慣れた男性ならハッピーメールのほうがやや出会いやすいと考えられます。
男女比
数字だけ見るとハッピーメールに軍配が上がります。
しかし、女性の中には多くの業者やキャッシュバッカーが含まれているため、ハッピーメールの方が比率的には多くなります。
女性人数から業者やキャッシュバッカーを除いた数字は算出不可能ですが、私の経験値でいうと平均して30~50%が一般女性だと感じています。
さらに、ハッピーメールはポイント制料金体系ですから気軽に男性が登録します。
しかも、知名度が高いためかなりの人数になります。
つまり、これらの状況を踏まえるとハッピーメールの一般女性に限った男女比はラブサーチとあまり差はないといえます。
コンセプト
どちらのコンセプトが良いのかはあまり本質ではなく、あなたがどのような出会いを求めているかで合致する方を選択すればよいことです。
ハッピーメールは完全にカジュアルな出会いをコンセプトにしています。
出会い系情報サイトなどでは、セフレが簡単に見つかるなどの情報や体験談が発信されていますが、まったく参考になりませんから信じないでください。
ハッピーメールのカジュアルなコンセプトとは、基本的には気軽に遊べる恋人やそれ未満の関係の女性を探すことを目的としています。
もちろん、真剣に結婚相手を探そうとして登録している男女だっていますが、多くはカジュアルな出会いを求めて登録しています。
一方で、ラブサーチは婚活恋活を主なコンセプトとしているため、ハッピーメールに対するイメージよりも真面目なイメージが強いと思います。
しかし、ラブサーチは既婚者も登録可能ですから、不倫相手や割り切って付き合えるセフレ相手を探すために登録している男女も少なくありません。
もちろん、ハッピーメールも既婚者登録可能ですから不倫相手を探すことはできます。
真面目な出会いを提供することをコンセプトにしているラブサーチですが、実は既婚者の真面目な出会いも含まれていることはあまり知られていません。

入会資格
入会資格は両者共に同じです。
ただし、年齢確認などいくらでもごまかすことはできますから、もしかしたら未成年が利用しているかもしれません。
法令違反となるので十分注意してください。
ラブサーチもハッピーメールも未成年者の利用を厳しく監視していますが、ハッピーメールの方が日々登録する業者などが大量にいるため監視が追い付いていないと感じます。
また、18歳以上でも高校生は利用不可なので注意してください。
利用料金
ラブサーチは定額制、ハッピーメールはポイント制で大きな違いがあります。
なので、どちらが安く利用できるかを比べることはできません。
さらに、あなたの年齢や目的、容姿やスペックによっても出会えるまでに必要な料金は大きく異なります。
ポイント制のほうが安く出会えるイメージが強いと思いますがそんなことはありません。
ポイント制のほうが、ラブサーチの1ヶ月あたりの料金の3~4倍は必要になります。
具体的にいうと、ラブサーチの1ヵ月プラン3,890円ですが、ハッピーメールで実際に出会うために必要なポイントを金額換算すると8,000円~10,000円程度になります。
もちろん、先に説明したとおり、あなたの容姿がイケメンで高スペックであれば、ポイント制の方が圧倒的に安く出会うことができます。
しかし、そんな男性はごく少数ですから、簡単に出会うことなどできません。
多くの女性にひたすらメッセージを送りつつ、返信があったらマメにメッセージ交換して、やっと出会うためのアポが取れる感じです。
このあたりをよく考慮して利用する出会い系を選択することが重要です。

女性年齢層
ラブサーチのほうが年齢層が高くなります。
これは、コンセプトと関連が深く、ラブサーチは婚活恋活目的、かつ、既婚者も登録可能ですから年齢層が高い傾向となります。
一方、ハッピーメールはカジュアルな出会いをコンセプトにしており、利用者の中心は20代となります。
さらに、多くの援デリ業者は20代の設定で登録している関係で、より20代の年齢層が多くなっています。
あなたが20~30代前半の男性で20代女性との出会いを求めているのならハッピーメールの方が効率よく出会えるといえます。
一方、あなたが30代後半~40代であれば、ラブサーチのほうが効率よく出会えると思います。
あなたが既婚者で同じ既婚者を探すのであれば圧倒的にラブサーチの方が効率よく出会えます。
ただし、登録人数の少ない地方で活動する場合は、ポイント制出会い系を併用して利用することをオススメします。
トップページにラブサーチの都道府県別女性登録人数を掲載していますので参考にしてください。
プロフ項目数
プロフィール項目数は大きな違いはありません。
ラブサーチのプロフ項目は「ラブサーチのプロフィール設定術【女性が返信したくなる設定方法教えます】」を参照してください。
項目数では差異はないものの、各項目にはそれぞれ特徴があります。
傾向を一言で表すなら、ハッピーメールのほうが男性が気になる項目が多いといえます。
例えば以下の項目などです。
- カップ(バストサイズ)
- 会うまでの希望
- 自己評価
ラブサーチは身長、体型のみですが、バストサイズはありません。
サイズに強いこだわりのある男性でなくてもバストカップ数の項目があることでモチベーションが上がると思います。
会うまでの希望は「まずは会いたい/気が合えば会いたい/メッセージ交換を重ねてから」の3項目から設定しています。
この項目によって、早い段階で会える女性か否かをある程度判別することができます。
しかし、「まずは会いたい」を選択する一般女性は少ないため、選択している場合は業者の可能性が非常に高くなるので注意してください。
「メッセージ交換を重ねてから」を選択している女性とは、ある程度の長期戦となる覚悟が必要です。
自己評価は「かわいさ/セクシー度/おしゃれ度/かしこさ/スタイル/金持ち度/やさしさ/エッチ度/S度/M度」の項目をそれぞれ5段階で設定しています。
あくまでも自己申告で、実際よりも盛っている場合もすくなくありませんから参考程度に見てください。
また、「セクシー度/スタイル/エッチ度/S度/M度」のような男性が気になる項目があからさまに高評価になっている女性は業者の可能性が高いので注意してください。
アプローチ手段
アプローチ手段の豊富さはハッピーメールに軍配が上がります。
ハッピーメールは検索からのメッセージ送信などの基本的なアプローチ手段に加え、転送電話やボイスチャットなど、直接女性と会話できるシステムが提供されています。
また、GOFUN(ごはん)という食事に誘うことに特化したアプローチができる機能もあります。
さらに、アダルト投稿(画像、動画)の機能もありますが、一般女性がアダルト投稿など絶対にしませんからポイントをムダに消費しないために参照しない方がよいです。
アダルト投稿しているのはキャッシュバッカーと業者しかいません。
ラブサーチは基本的なアプローチ手段以外に、コミュニティが充実しています。
また、ブログを活用してる女性も少なくありませんからそこへコメントを残しつつ、メッセージ送信する方法もあります。
さらに、チャット機能が2018年12月より復活しています。
ラブサーチもハッピーメールも様々なアプローチ手段が提供されていますが、検索して申し込みメッセージを送信するのが基本で、最終的には他のアプローチ手段を使うことは少なくなるはずです。
主な機能数
数字だけ見るとハッピーメールに軍配が上がります。
豊富な資金で様々な機能を提供していますが、ソーシャルゲームや外部の関連ニュースとの連携、アダルト投稿などが特徴的です。
ラブサーチは基本的な機能が提供されています。
機能が多ければ良いと一概には言えませんが、両者効率的に利用できるだけの十分な機能が提供されているので心配することはありません。
メッセージ返信率
女性からの返信率は非常に気になる数字だと思います。
数字だけ見るとハッピーメールに軍配が上がります。
しかし、この数字の中には業者やCBも含まれますから、その分を差し引いて見る必要があります。
定性的ではありますが、私の肌感覚的には数字ほどの差はありません。
ハッピーメールの方がアクティブ女性人数が多い分だけ返信率は若干高いと感じます。
サクラの割合
両サイト共に運営者が雇用しているサクラは存在しません。
ただし、この後の項目で説明するキャッシュバッカーはハッピーメールに存在しますので注意してください。
キャッシュバッカーはサクラとは違うものの、利用男性からすると差異がなく非常に迷惑な存在です。
詳しくはキャッシュバッカーの項目説明を参照ください。
業者の割合
圧倒的な差でラブサーチに軍配が上がります。
ハッピーメールに業者が多いのは大手で知名度があるため仕方のない部分もあるのですが、それにしても多すぎます。
サポート側もアカウント削除処理はしているものの追い付いていません。
年代別の割合では、20代が一番多く70~80%が業者だと思われます。
年齢層が上がると共に割合は下がりますが、それでも30代で50%が業者だと考えられます。
業者の種類では援デリ業者がほとんどを占めており、次いで他サイトへの誘導業者となります。
デート商法、ネットワークビジネス勧誘、宗教勧誘、美人局などのもゼロではありませんが、割合的には非常に少ないと感じます。
CBの割合
業者の割合と同様、圧倒的な差でラブサーチに軍配が上がります。
ラブサーチにはキャッシュバッカーは存在しません。
ハッピーメールにはキャッシュバッカーは存在しますが、業者の割合に比べると非常に小さいです。
ネットで「キャッシュバッカーは稼げる!」のような情報が流行った時期があり、多くの女性、あるいは男性が女性になりすましてキャッシュバック目的で活動しました。
しかし、実際にはいうほど稼げずその割合は減少傾向に転じています。
ちなみに、コンビニでバイトした方が確実に稼げますから、間違ってキャッシュバック目的で女性に成りすまして登録などしないでください。
あまりの稼げなさに後悔と落胆するだけです。
月間検索回数
圧倒的な差でハッピーメールに軍配が上がります。
ラブサーチが少ないのではなく、ハッピーメールが多すぎると考えたほうがよいかもしれません。
検索数が多いことは、知名度が高く関心がある人が多い証拠となりますが、必ずしも出会いやすさに直結はしません。
とはいえ、間接的には関連しますから、ラブサーチにはもっと知名度を上げるような広報活動をしてほしいと思います。
特にスマホの普及により、マッチングアプリが台頭してきており、この傾向はしばらく続くと思われます。
ハッピーメールもアプリは存在するものの、全機能を利用するためにはサイト利用が必要なシステムとなっています。
しかし、今後はアプリ中心にシフトする可能性も十分考えられますから注目していきたいと思います。